SR-Mは極端にフレックスを柔らかくすることで、スキーのたわみが自然なかたちで出てくれるスキーです。
自分でスキーをたわませようとする動作がいらないスキーなのです。

スキーを回す。角を立てる。

この動作だけでターンができてしまうのです。

フレックスが柔らかい事で、
自分の体重でスキーがたわんでくれるので、
ターン始動がしやすく、ターン中のターン弧のコントロールが
とても楽にできます。
それは、整地斜面やコブ斜面でも同様に安定したターン弧を描くことができるのです。


コブ斜面で失敗しやすいパターンは、斜面を滑り下りて、スキーがたわみ、そのたわみが戻るとき(リバウンド)を脚部で処理できなくなってしまい、バランスを崩してしまうパターンです。コブ斜面を上から下まで通して滑る事ができないスキーヤーは、このリバウンドが大きい事が失敗の原因となっている事が多いのです。

そこでまずは一つ一つのコブの腹を、スキーをずらしながら滑ってみましょう。
腹でずらしてコブの谷へ、そこからスキーを回して次の腹へ向かいずらす。この繰り返しで、焦らずゆっくり、コブ斜面を通して滑る。これが出来るようになれば、少しづつスピードを上げてみましょう。

SR-Mで滑るとフレックスの柔らかさがリバウンドを緩やかにしてくれるので(つまり跳ね返りが小さいので)
自分のタイミングでスキーを回すことができ、
安定して滑る事ができるようになります。

そんなSR-Mの柔らかさの良さは、実は整地でもその性能を発揮してくれます。
整地大回りではエッジの切り替えからスムーズに重心をターン内側に移動していくだけで、スキーがたわんでくれるので自然とスキーが回ってくれます。
これはサイドカーブによるトップ部の食い付きではなく、
たわみによるスキー全体でのアールができるので自身のコントロールがとてもしやすいのです。
スキーに回されているのではなく、スキーを回している、
そんな感覚を持てるスキーです。

整地ショートターンではターン後半のリバウンドが緩やかなので、安定したポジションで次のターン方向に重心を移すことができます。
「回ってきたスキーに乗っていく」
「スキーを回す。角を立てる。」といった感覚です。
ターン弧の調節はスキーのたわみの量を調節することで、
浅回りも深回りも自在におこなう事ができます。


スキーの柔らかさがスキー操作を楽にしてくれ、
一日中スキーしていても疲れの少ないスキーです。
柔らかくて楽で軽い、そんなスキーを選んでみませんか?

SR-M
本体価格
(税込価格)
103,000円(113,300円)
サイズ
153cm・160cm・167cm
3サイズ
106-68-96mm
構造
CSサンドイッチ
エッジ
ステンレスクラックドエッジ
ソール
グラファイト
(センターウェーブストラクチャー&セラミックディスクフィニッシュ) 
トップシート
ストラクチャートップシート
回転半径
(153cm)14.5m (160cm)16.0m
(167cm)17.6m
カラー
ネイビー
ホワイト